2009年02月25日

感覚を研ぎ澄ます

=業務連絡=

マリちゃんのところからいらした皆様へ。

記事本編は記録のため、訓練の細々を書いています。
動画は一番下ですよ。




2月22日(日)も先週に続いて訓練。

私たちの通うところでは、訓練の種類はまず大きく分けてふたつ。
服従と捜索。

「服従」なんて聞いてどんなびしっとした厳しいものかと思っていたけど
始めてみるとそうでもない。
人間と犬、違う種類の生き物がお互いの言葉を勉強し合うというか、
紐がなくても見えない何かで繋がる練習というかそんな感じ。
もっと言うならそういう練習っていうのは24時間365日し続けるものであって、
この「服従」はその成果を分かりやすく見るための数ある方法のひとつって感じかな。

「捜索」は隠れた人を犬が主に嗅覚を使って捜す訓練、さらに方法がふたつに分かれる。
ちったの大先輩、マリちゃん


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達上級犬は一定の範囲内どこにいるか分からない想定遭難者を捜し、
ちったみたいなひよっこは、名前を呼んだりして散々気を引いていた人が目の前で隠れて、
その人のところへ走って行って「見つけた」って言うという、
幼稚園前の子供のかくれんぼのようなことをする。



ひよっこちったの相棒である私はほぼ毎回上級犬のときに隠れ役をする。
隠れていると人とか犬の動きが見られないじゃない、って思ったんだけどそれはそれ。
ちったが上級犬となった暁にはこの隠れ役ができる機会というのはぐんと減ってしまうわけで、
今しか経験できないこともきっとあろうかというもの。

先生や先輩が、毎回工夫を凝らした隠れ場所を決める。
その道すがら、先生が私をほめちぎる。
そうやって犬達だけではなく、人間も手なずけてしまうのだな。










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今回の隠れ場所は屋内。
前回に引き続き、引き綱を持ったままでの捜索訓練。
いつもなら犬が先行して私を見つけ、離れた場所から相棒が犬を呼び戻すから、
隠れている私が聞く音はこんな感じ。

静寂

かすかな足音、爪の音

息遣いと激しく空気を嗅ぐ音

耳の傍、顔の目の前での咆哮

犬を呼び戻す声

ふたたびの静寂・・・



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今回はもれなく相棒が引き綱の先についてくるので、それに人間の声が加わる。
それがね、みんなすごく優しい。


大きな声だったり「捜せ」とかいう命令形の語調からかもしれないけれど、
今まではほとんど遠くからとか、びしっと出す合図しか聞いたことがなくて。

「いたか? ここにはいないか?」とか
「ここ嗅いで。ここ」とか
「そこは開かないよ、こっちこっち」とか。

これまでだってきつくて厳しいとか、訓練の仲間に感じたことは一度もなかったけど、
何だか自分を省みることになって。
ちょっと私の思い通りに動かそうとし過ぎていたかな、勝手な部分があったかなって。
もっとちったの表情とか反応とか、言っていることに耳を傾けなくちゃいけないなと思った。


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隠れ役の醍醐味は何といっても見つけたときの犬の表情を見られることにあると思う。
冷たい地面でも、蚊の大群に取り巻かれても、これがあるからいいかと思う。
相棒さんでも見られないその瞬間を、本日公開。
特別に出演依頼をとりつけた、ネリマの大女優さんです。
撮影者の腕前は置いておくとして、抱きしめたくなるほどかわいいな。



ニックネーム こた at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 災害救助犬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月24日

寒じめほうれん草と牛肉の納豆和え

育った野菜をわざと寒さにさらすと、甘味や栄養価が増すそうで。
そういう地域や季節限定の栽培方法で育った食べ物って好き。
「特別」を食べる感じがたまらない。


これは岩手産、こんな状態で重なって届いた。
たんぽぽみたい。


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葉っぱそのものが肉厚になるというよりは、きゅきゅっとしわが寄って結果厚く見えるというかんじ。


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さっとお湯に通した後。
緑色がさらに深くなってそしてとろとろ、とけそうなくらい柔らかくて、
これならちったも次は生でいけるでしょう。


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なぜ納豆かというとうちにあったから。
そして牛肉がばらばらにならないと2口くらいで食べちゃってもったいないから。
混ぜてねばねばをいっぱい出した納豆と、指で裂いた牛肩肉、ほうれん草を和えたところ。
かつお節もちょっと乗せて。


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ほうれん草、半分は私が食べました。
苦味なんかまったくなくて、甘味だけじゃなく風味が豊かで、
かつお節だけでものすごくおいしかった。
味なんてつけたらきっともったいない。

ニックネーム こた at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | からだ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月16日

迷ったとき

「どんなに腹の中が煮えくり返っていたって声を荒げちゃだめ。
声の調子が変われば犬にとってそれは別の言葉。
どんな時も同じ言葉を同じように使わなきゃ。」とは先生の言葉。
確かにね。
短気な私はすぐに頭に血が上るから、いつも心に留めておかなければいけないことだな。


最近他の犬と走り回れる広場を見つけて最初の一週間は毎日通った。
広場まで自転車併走で片道15分ほど。
その後5、6匹の犬が直径およそ10mくらいの範囲の中で
追いかけっこやボールで遊ぶ、基本的に紐はなし。


実はしばらく前に反対の歩道にいた犬に突進して、
車道に飛び出してしまったちった。
そもそも訓練をする大きな理由のひとつは、そういうときにちったを止められるようになること。


しかも上級犬の試験や訓練を見ていて感じるのは、どんなに優れた捜索能力を備えていようと、
服従ができなければ実際使い物にはならないのではないかということ。


犬同士で遊ぶ、自由に走り回ることで、ちったの体が目に見えて逞しくなってきて嬉しい。
ちったが本当に楽しそうに遊ぶのを見るのも幸せだ。


ただ、広い範囲を(しかも他の犬という、とても魅力があるものが周囲にいる中で)走り回っているとき、
今まさに新しく到着した犬にご挨拶、と走り出そうとする瞬間、
引き綱なしで呼び戻したり動きを止めたりすることは現時点では失敗する可能性が高い。


私が追いつけもしない、手の届かないところにいる状態で私の号令に従わせるのは高度な技術。
この自由な遊びをさせはじめてから、どうせ届かないんだからと
こちらをばかにしている態度が見て取れることがあるような・・・。
たくさん遊ばせてあげたいし、それも重要な訓練の一部だと思っているけれど、
私たちの間の見えない紐が、薄れて細くなっていっているようにも感じるんだよな。


とにかく意味もなく呼び戻し褒めてごほうびをあげてすぐ放す、をできるだけ年中やって、
呼ばれたら来るのが反射反応になるようにと思っている。



2月15日(日)。
服従訓練は何となく相変わらず。
訓練の種類に関わらず、ちったはふっと関心が途切れるときがあって、
それをなくすのが課題。
私の動きを速くすることと、ご褒美とかけ声を今だって時を逃さずあげることかな。

捜索訓練は「これは家でかなりやってるな」とからかわれるほどの変化。
まだまだ完璧なわけではないけれども、少なくともこれから自分が何をするのか、
どんなルールで遊ぶのかはかなり分かってきている模様。
そしてこれが楽しくて仕方がない。
隠れ役の人に目の前でおやつをかざしながら、喉を痛めるほどの高く大きな声で呼んでもらっても
そっぽを向いていた最初の頃に比べれば、とにかく向こうへ走っていって
捜して見つけて吠えるんだ、という意欲は上がってきていると褒めてもらえた。

ニックネーム こた at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 災害救助犬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月01日

いちご番

どうやら相当に食べたいらしい。


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あんまり香りがいいので居間の作業机に置いたら。
(高さに慣れるため、うちではちったは上にあがってもいいことになっています。
 テーブルはもっと低いけどだめです。)


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初いちご。
気づくとそこにいる。
食べたこともないのにね、おいしいものは分かるんだね。


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ちったにたくさんお留守番をしてもらって受けてきた講習。
大切なのは正しい知識と、落ち着くことだなって思った。


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名前は誤字があるといけないので自分できれいな字で書いてくださいだって。

ニックネーム こた at 23:35| Comment(4) | TrackBack(0) | ジャックラッセルテリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする